現在職を探している萬年建築学生の文章。これを書くことで気持ちの整理、客観的な自己の見直しを期待。建築ネタに拘らない。
June 2006
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2006/06/27

戦術と審判と大会運営が酷い

伊太利亜が濠太剌利に勝つ。嬉しい。気持ちが晴れる。

Azzuri はずっとクロスプレーを避けていた。Totti を先発させれば、必ずや挑発され、脚を壊されていただろう。だから温存されていたのだ。Pirlo は最初から出ていたが、ずっと気を付けていて、玉を早く離していた。しかし、後半になって Materazzi が一発レッドカードでやられてしまった。残念。試合が最終盤になって Zambrotta が遅延行為でカードをもらったのは、御愛嬌としておこう。

試合を通して OZ のダーティさが見えた。狙って壊しにいく戦術。

昨日の阿蘭陀も相当酷かった。負傷者が出たためにプレーが止められた後で、ボールを持っていた側に返さずに、そのまま攻めようとするのを初めて見た。FW の Kuyt も小狡く汚かったが、何といっても、試合開始直後からチームが一致して C. Ronaldo を壊しにかかったのが露骨で、あまりにも酷い。前半でそれに成功したら、後半は Deco を標的にした。カード二枚であっさり退場。やってくれるねェ。

葡萄牙は怯まず戦った。お蔭で退場者が二人も出たし、カードを多く食らってしまったが、試合に勝ったし、酷い連中に相当のお返しをしたことで一応満足だろう。

確かに Figo は頭突きをしたし、いいことではないが、それを阿蘭陀の監督が批判するのはお門違いだ。

試合前から分かっていたら伊太利亜のように、コトが起こってしまえば葡萄牙のように、対処するのが世界標準というところか。一見分かり辛いが、ラフプレーをめぐって審判が一方に傾き、勝敗を左右する。また、そのことが選手の脚を痛めつける。

酷い大会になったものだ。普通、ワールドカップでは、欧州各国のリーグよりもファールを厳しくとるんじゃないの。道理も何もあったもんじゃない。

ともかく、ダーティなチームが二つ消えた。だから幾分か気が晴れるのだ。

Filed under: 蹴鞠 — cova @ 02:47
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2006/06/23

中田がずっと泣いていた

あのオーストラリア戦なんだよなぁ。
キックオフ間もなくから中村の脚が痛めつけられ、
高原も後ろからやられ、
中田のプレーが散散ファールにされた
あのオーストラリア戦。
ヒディングを名将なんていわない。

悔しい。

観ていたこっちもずっと悔しかったんだ。

Filed under: 蹴鞠 — cova @ 06:13
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2006/06/16

日本橋の片隅の珈琲店を訪れる

マリコは雨が降りしきるなか、十何年か振りに間口の狭いその店を訪れた。兄に連れられて以来だった。

傘をたたんで立ててから、間接照明ばかりでほの暗く奥へつづく店内へ入った。

すっかり歳をとったおばあさんが、ぽっかり突き出たお腹を隠すように頭を下げて歩いていた。二人づれの先客がいたが、その奥のボックス席にした。腰を沈めてしばらくすると、ひょこひょこやって来たおばあさんがお冷やを差し出す。

ブレンド。

おばあさんが酷いダミ声のおじいさんに注文を伝える。テレビは昼下がりのワイドショーを流している。後は二人づれの話し声。マリコは鞄から文庫本を取り出したが、疲れていることに気づく。しばらくぼうっとすることになった。

するとほどなく、おばあさんが珈琲をもってくる。まず一口すすって味わう。すっきりとした味わいに驚く。

あれ。こんなのだったっけ。

つい濃い味を期待していたのだった。しかし、その一口は複雑な味わいで、いつまでも舌の上を転がるようだ。舌の真ん中でふんわりとした厚みがあって、舌先にいくとかすかな酸味を感じる。もう少しそのままで楽しむことにして、改めて本を持ち直す。香りも強くない。

ワイドショーの酷い事件が気になるのか、マリコの後ろに座ったおやじさんががらがらと言いはじめた。

まだ二人とも元気だね。でも、十年後は大丈夫かな。

店内はどこも綺麗にしてあって行き届いている。本は面白いが、店の様子も一通り見てみると、色色なものが上手く調和している。だがそれほど客が来るわけでなく、常連らしき男がやって来ると、二人とぽつりぽつりと話しはじめた。

マリコは熱いうちに飲み終えたが、まだ時間があるのでゆっくりしていた。

もう珈琲の味が忘れられなくなっている。ふと、壁に張ってあるメニューに目がいく。

ミックスコーヒーっていうのか。320円だったなんて。

後ろでダミ声がうなる。

天気でもあかんのに、雨降ったらヨケあかん。

Filed under: 日日 — cova @ 02:19
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2006/06/13

どうしようもなく失態をもてあます心もち

市蔵はどう受け止めればいいのか分からなかった。ワールドカップの初戦が終盤を迎えると、見たくなかったモロモロの欠点が雪崩を打つように襲ってきたのだ。テレビを観ていた市蔵がショックを受けていた。

伏線はDF陣の故障だった。田中誠、加地といった時間をかけて固めてきたメンバーが出られなくなった。もともとDFが少なかったし、代えが準備されていなかった。それに、植えつけられた高さ激しさへの恐怖。国内リーグに外国人選手は結構居るが、ブラジル人が多く、ドイツやオーストラリアのような荒っぽいプレーに不慣れだ。そんなプレースタイルの違う国同士の試合なのだが、さばく審判の基準が定まらないのも災いした。選手たちは勝ち逃げを意識していただろう。疲労も相当たまっていた。

そうした状況で引き金となったのはGK川口の不用意な飛び出しだった。封印されたはずの川口最大の悪癖だ。それが厳しい状況の中で出てきた。いつもどおりと誰もが口にするが、それが難しかった。そして、一旦コトが起こるとチーム全体、監督、サポーターの絆が一期に瓦解した。間違いを受け入れられなかった。

いや、市蔵は今でも何故だと呟いてしまう。

知らぬ間に市蔵も、いつもと違う意識の状態にあったようだ。今は遠くドイツにいる、生活も違えば人生もかけ離れた若者達を、ずっと近くに感じていたのだ。同じものを見て、同じことを感じ、同じように考えている気がしていた。ありありとした感覚だ。市蔵には今もまだそうした感覚がある。それだけにショックを受けている。

Filed under: 蹴鞠 — cova @ 13:11
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2006/06/01

京都国立博物館「大絵巻展」 2006.04.22-06.04

国宝、重要文化財の絵巻物がずらりと並んだ充実の展覧会である。歴史の教科書で見覚え、聞き覚えのある、必見のものが一堂に会する。一巻一巻が長長と広げられ、それぞれの展示品を十分に鑑賞できる。建築史の絵画資料としてみても、貴族や武家の邸宅や、板葺き掘建て柱の庶民住宅の在り様、僧侶隠遁の庵、閻魔大王に見える地獄の中国風建物といった多様な建築の具体が分かり、興味深い。

ただ、絵巻物の展示であるので、胸ほどの高さの台に載せられるため、人の後ろからは見えず、列に並ばなければならない。また、来場者が多く、入場が制限されて自由には入館できない。会場内でも連なってしか見れない。殊に、最も重要な「源氏物語絵巻」、「鳥獣戯画 甲巻」については、前室、前前室まで続く列ができる。これらは特に美しい美術品であり、まさに秘蔵必見のものなのだが、観賞するまでに多く時間がかかるのが難点である。

間もなく会期を向かえるが、痛みやすい展示品の性格上、公開の機会は稀なので、未見の方には是非とも奨めたい。

Filed under: 日日 — cova @ 21:06
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何だあのラフプレーとジャッジは

2006/05/30 独逸対日本。ワールドカップ前の調整試合だったはず。何だあの独逸のラフプレーの数数と、それを見て見ぬふりをしたあの酷いジャッジは。

お蔭で加地選手が怪我をしたじゃないか。

四年前のワールドカップ以来、ジャッジが可笑しくなっている。カンコク対西班牙、カンコク対伊太利亜でのジャッジは、大きな偏りがあった。2004年のアジアカップ、今回のワールドカップ・アジア予選、いずれの大会でも審判に胡散臭さを感じた。そして去年は独逸の、そして今年は伊太利亜のリーグでの不祥事が明らかになった。どれもこれも酷い。見ていて気分が悪くなる。

今回、独逸の連中はナメテいて、大会前に調子づけるために日本との試合を受けたのかもしれない。それにしても酷いじゃないか。審判がとらないからといって、後ろから遅れてタックル。ユニフォームを掴んで引きずりまわす。何だあれは。

この分では、本大会の独逸の審判は眉唾物で見なくてはいけない。信用がおけない。

誰だ、こんなのにしたのは。こんなんじゃ面白くならないんだよ。

Filed under: 蹴鞠 — cova @ 01:52
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